富士通総研はこのほど、調査レポート「インターネットショッピング2007」を公開した。
調査の結果、過去1年間のネットショッピングの回数は、平均11.6回、合計金額は10万6174円で、1回あたりの平均利用金額は9133円となった。また、購入した商品カテゴリは「書籍・雑誌」(55.3%)、「衣類・靴・バッグ・アクセサリー」(49.8%)、「音楽CD・ビデオ・DVD」(39.5%)、「ホテル・航空券・旅行」(33.5%)、「健康食品・サプリ」(33.4%)、「化粧品・美容用品」(32.5%)などが高い割合を占めた。
直近1回のネットショッピングで利用したネットショップでは、「楽天、ヤフー出店ショップ」が42.9%で最多。その他、「楽天、ヤフー以外に出店」(3.8%)と合わせた「モール、ポータル出店」がほぼ半数の46.7%を占め、過去2回の調査に比べ、年々増加していることがわかった。
気に入っているネットショップ名では、「アマゾン」が3回連続でトップ。2位「千趣会(ベルメゾン)」、3位「楽天ブックス」、4位「DHC」、5位「ニッセン」の順だった。
ネットショップ利用の理由で最も多かったのは、「利便性(他の手段より都合がよい)」(34.4%)だが、年々増加している「価格(他の手段より安い)」(31.7%)の回答に対して、低下傾向にある。
中古品の購入について、17.5%が「過去1年間に利用した」と回答。中古品購入に利用したネットショップとしてはアマゾンが6割を占め、圧倒的多数となり、そのほかに「イーブックオフ」(10.0%)、「ソフマップ」(6.7%)などがランクした。また、過去1年間にオークション・サイトを閲覧したと回答したのは、PCでは77.3%、携帯電話では20.5%となった。
調査は、2007年4月13〜30日の間、過去1年間にネットショッピングを利用した、10〜69歳の人を対象に実施。1545件の有効回答が得られた。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」