三洋電機、デジタルムービーカメラ「Xacti」にフルHDモデルを登場

加納恵(編集部)2007年08月30日 19時35分

 三洋電機は、デジタルムービーカメラ「Xacti」の新製品としてフルHDモデルの「DMX-HD1000」をラインアップ、9月中旬より発売する。価格はオープン。実勢価格は12万円前後となる。

 DMX-HD1000はSDメモリーカードに、1920×1080ドットのフルHD記録が行えるムービーカメラだ。撮像素子に400万画素相当のCMOSセンサーを搭載する。

Xacti DMX-HD1000 内蔵ストロボは本体上に装備。モニタは2.7型の液晶を備える。光学10倍のズームレンズを搭載する

 既発売モデル同様、記録方式にはMPEG-4 AVC/H. 264を使用しており、4GバイトのSDHCメモリーカードに約43分のフルHD撮影が可能。大容量データを高速処理する独自の「プラチナΣ(シグマ)エンジン」を1チップ化することで、W90×H112.6×D54.5mm、重量268gと、フルHDビデオカメラとして世界最小、最軽量を実現している。

 デザインは、レンズとグリップの角度を105度に設定した「新エルゴノミクスデザイン」を採用することにより、撮影時に腕への負担を軽減させた。三脚使用時でもレンズが水平になり、自然な撮影が行える点が特長だ。

 撮影済みのフルHD動画は、付属のドッキングステーションを経由することで、外付けHDDへの保存、ハイビジョンテレビでの再生が行える。

Xacti DMX-HD1000 三洋電機「Xacti DMX-HD1000」。シルバーとブラックの2色を用意する

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