Frengo:SMSのオーバーロードに備えよう

文:Rafe Needleman(Webware.com) 翻訳校正:菊地千枝子2007年08月10日 17時44分
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 「Frengoe」は新しめのナノブログサービスで、トピックエリアへの登録や自分自身のフィード作成をいずれも簡単にするものだ。多少似たようなサービス(Twitter、Jaiku、Pownce)と比べると、いくつかの工夫がみられる。ひとつは、16〜30歳の年齢層を対象に構築されているため、ショートメッセージサービス(SMS)機能に力が入っている。Frengoの創業者はまた、携帯電話事業者と強いコネがあるため、携帯事業者(注目すべきは「Sprint」のサブブランドである「Boost」)を同サービスに取り込むことができた。

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 各携帯事業者が、「アラカルトメニュー」ではSMSメッセージ1件あたりの料金を引き上げることで、顧客をSMSの「食べ放題」プランに引き込もうとするなかで、これらの事業者がFrengoのSMSを中心に置いたモデルにほれ込むのもうなずける。Frengoでは注意しないと、あっという間に携帯が星占い、スポーツニュース、有名人に関するクイズといったSMSであふれてしまう。携帯からの通知機能をオフにして、ウェブからの更新通知だけを受信することも容易にできるが、これらのサービスに登録して数分間で、あなたの携帯は狂ったように鳴り出すだろう。WAPバージョンの作業が現在進められている。

  Frengoのもうひとつの裏技はこれだ:利用者にその友人を登録させるなどの活動に対しポイントを与えて買収する。これらのポイントは、着信音やプリペイド電話カードといった賞品と引き換えることができる。高ポイントになればiPodやXboxまでもらえる。

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  私はFrengoについては迷いがある。そのウェブサービスは好きだ。テキスト更新を作成できるだけでなく、他のタイプの投稿もできる。投票やクイズを作成することも可能だ。これは楽しいかもしれない。(Pownceも参照されたい。これではファイル転送やリンクの投稿、また招待状を作成することができる。)Frengoはまた、他のナノブログが持たないディレクトリモデルを有している。コンテンツにサインアップしたいときには、Frengoを使って簡単に探し出すことができる。

 このサービスではまた、(Pownceと同様に)友人をグループに招待することもできる。そして自分が書いたアップデートにアクセスできる人を選定することができる。

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 しかし他方で、私はFrengoのポイント制度、友人招待制度(友人の携帯電話番号を必要とする)、そしてFrengoがSMSに注力しており、みなが共謀してSMSの導入を推し進め、人々がメッセージングサービスをもっと利用してもっとお金を払うように促すというやり方が、どうしても好きになれない。このように携帯事業者と一体となって構築したサービスが、TwitterやPounceといった自然体の新興企業と比べると、利用者ベースを速く成長させる可能性は高い。しかし私はそれに巧みに操られているように感じ、それだけですでにサービスから遠のいてしまう。(そしてすでに現在TwitterやPownceを利用しているため、さらにまた他のナノブログ仲間のサークルに入る用意もない。)

 とはいえ、Frengoはまともなビジネスのようにみえる。現在のナノブログサービスのほとんどについて、これ以上のことは言えない。Frengoが多数のユーザーを獲得できたとしても私は驚かないだろう。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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