美をサポートするプロデューサーの仕事と素顔 - (page 2)

瀬井裕子(編集部)、写真:津島隆雄2007年08月02日 18時37分

 IT業界に入ったきっかけは、オレゴン大学でコンピュータサイエンスと経済をダブルメジャーで専攻していたことだという荒木さん。

 「コンピュータサイエンスと数学の2つを専攻する人は多かったのですが、経済と組み合わせる人は少なかったのでその中間に立つ仕事をしたいと思って。今思えばナマイキなんですけど(笑)」そんな彼女の職場の素顔をご紹介します。

ある日の行動
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 オフィスの机と椅子はすべて黒。荒木さんは2台のPCを使い分けながら仕事をします。最近、都心から引越したため、新幹線通勤です。

6:00起床
7:10通勤(新幹線通勤)
 ・新幹線で朝食(手作りサンドイッチ)。
 ・新聞を読んで、日本語の使い方を気にしながら、情報収集。
9:00出社。メールチェック。
11:00社内打ち合わせ。
12:00昼食。
 ・この日は会社近くの無添加のお弁当を!
13:00来訪(お客様と打ち合わせ)
15:00資料作り
17:00社内打ち合わせ
19:00メールチェック。ToDoチェック、対応。
21:00退社
23:10帰宅(新幹線で夕食)
 ・次の日のサンドイッチを用意。
 ・お風呂
 ・明日のお洋服をセット
01:30就寝

仕事で大変なことは?
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 style1に転職したばかりの頃はいろいろ腑に落ちないことが多くて、美容室での打ち合わせを終えてから夜11時や12時に表参道に社長の土橋氏を呼び出して(笑)、夕飯を食べることも多かったです。

 今は・・・そうだなぁ、今メンバーが年上の男性ばかりなんですね。怒り方が難しいです。あとは基本的に女性の上司を見て育っていないからか、仕事とプライベートのバランスの取り方が正直なところよく分からないんです。女性誌でよく「アフター6の遊び方」の特集はあるけれども、それに合わせることはなかなかできないですしね。

お気に入りの仕事グッズ

「特にないんですよ」と笑いながら、実は会社にヒールの高い靴と低い靴を常備。「服とその日の行動に合わせて、靴を履き替えたりします」

写真は左から「ハート」:中にラベンダーのポプリが入ってます。 「ハートの容器」:クリップ、付箋、ホッチキスのしん が入っている容器 「ピンクのゾウさん」:タイで購入したJIM THOMPOSONの象 「白いたまご型」:加湿器 「オイル」:「活気」のアロマオイル

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Style1
サンドリヨンプロデューサー

荒木まい

2003年3月University of Oregon 卒業。Concentration in Business Economics 同年4月サイボウズ入社。企画営業部所属。2006年2月Style1入社。クロスメディア事業部所属。同年3月からサンドリヨンプロジェクト開始。プロデューサーに就任。現在、サンドリヨンプロデューサー。ビジネスセレブ日記を日々更新中。

取材を終えて

 実は「朝食はホテルでとる」とテレビに出演されたこともある荒木さん。会社のトップクラスの人々やおしゃれな場所の美容師さん、スタイリストさんとの付き合いなどで、刺激の多い華やかな経験を積んでこられたのだろうと思います。でも荒木さんご自身は「普通の幸せ」をきちんと感じようとし、肩の力の抜けた素敵な女性でした。仕事で一番面白かったことは?と何度聞いても、大きな仕事の成功などではなく「美容師さんのことをよく知ることができたこと」と、ある意味とても素朴なお答えだったのが、荒木さんの人柄をとてもよく表しているような気がします。

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