シンクーは7月26日、デスクトップ常駐型のECサイト横断検索ツールを公開した。複数のECサイトの商品を自動的に横断検索して表示するもの。自社開発のアプリケーションサーバの技術を生かし、テスト利用を経て今後も機能を拡充していく。
デスクトップ常駐型の横断検索ツール「ショッピング・ファインダー」は、楽天市場・Amazon.co.jp・Yahoo!ショッピングで利用者が興味のある商品をチェックすると、その商品の他サイトでの情報をデスクトップに表示する。商品価格やレビューの比較や、絞込み検索にも対応。複数サイトの商品を網羅的に検索できる。また、商品購入ページにもリンクしている。
利用者は、対応しているECサイトで商品ページを閲覧。商品を選択するとマウス操作でショッピング・ファインダーを通じた検索ができ、デスクトップの別ウィンドウに同じ商品の他サイトの商品情報が表示される。
対応するECサイトは秋をめどに10程度に増やしていくという。
ショッピング・ファインダーは、自社で開発したミドルウェア「NetPublisher」を核としたサービス。NetPublisherはサーバ機能を持つアプリケーションで、利用者はサーバを経由することなくPC対PCで他人と情報共有できる。
同社では、9月をめどに検索結果をローカルに保存してオフラインで商品の比較検討できる機能や、P2Pの機能をベースとしたサービスなどを拡充していくという。
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