キャスタリアは7月19日、ポッドキャスト配信の管理支援サービスを開始した。ASP(ネット経由のソフト貸し出し)で提供する。これまでに同社が貯蓄してきたポッドキャストの配信管理システム構築および運用のノウハウを活かし、技術的な敷居を下げたサービスとして主にビジネスでの利用を提案していく。
ポッドキャスト配信管理サービス「castplant」は、音声や動画のファイル作成と配信システムの管理や運用など一連の作業をサポートする。技術的な知識がなくとも簡単に動画や音声を配信できる仕組みだという。
ポッドキャスト配信をする場合、ブログのサービスなどと関連づけるものが多いが、castplantを利用すると1アカウントで複数のポッドキャストの配信ができる。また、動画はフラッシュムービーへの変換エンジンを装備するなど、より簡単にさまざまな方法で利用できる機能を備えている。
社員教育や企業の製品情報配信など、ビジネス利用を想定。ベータ版での利用者の声を吸収し、8月をめどに容量や機能を充実させた有料サービスを提供するという。2008年3月までに契約数2000程度を目指す。
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