肝心の音質だが、SE420は従来の「E5c」よりもフラットで、高音と低音がお互いの存在を打ち消すことなく、ヴォーカルの声がクリアに聴こえる印象を受けた。SE210/SE310と比較すると中音域に伸びがあり、より細かい音まで聴き取ることが可能だ。
同じ楽曲をSE530で聴いたところ、明らかに中音域から低音域の厚みが増しており、特に低音はクラス最高水準の迫力を体感できる。しかし、低音が無駄に主張しすぎているわけではなく、楽曲全体の奥行きがしっかりと確保されているといった感じだ。こちらは、より低音を重視した迫力のある音に、ドップリと浸りたい人にオススメといえる。
平均実売価格はSE420が4万9800円、SE530が5万9800円と、確かにイヤフォンとしてはかなり高価な部類に入る。しかし、その値段に見合うだけの価値がある製品なので、まずは店頭で聴き比べてSE420/SE530が持つクオリティの高さを体感していただきたい。
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