独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は7月13日、情報処理技術者試験(基本情報技術者試験)の一部を免除する認定講座を開設しているコンピュータ総合学園HAL名古屋校で、6月24日に実施した同試験の修了試験問題が、同校の担当者から学生に漏洩していたと発表した。
同校と学校法人モード学園から10日に報告があり、IPAは11日、経済産業省に報告。同省からは、今回の件について状況を正確に把握したうえで適切に対応をするよう指導を受けたという。
情報処理技術者試験は、情報処理の促進に関する法律にもとづいて経済産業省に代わってIPAが実施している、情報処理技術に関連した国家試験制度。受験申込者数は年間60万人以上となる。
試験は14の試験区分から成り立っており、そのうち基本情報技術者試験または初級システムアドミニストレータ試験の一部については、民間専門学校等が開設する認定講座の修了をもって代替できる試験の一部免除制度がある。
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