キヤノンマーケティングジャパンは7月11日、デジタル一眼レフカメラ「EOS DIGITAL」シリーズの操作性を継承し、80Gバイトの大容量ハードディスクを搭載した携帯型ストレージ(外部記憶装置)「MEDIA STORAGE M80」を発表した。7月下旬より発売し、価格はオープンとなる。
MEDIA STORAGE M80は、主にEOS DIGITALシリーズを愛用するハイアマチュアユーザー向けに開発した携帯型ストレージ。メニューボタンや拡大縮小ボタンなどのレイアウトをEOS DIGITALと統一し、EOS DIGITAL同様の操作性を実現した。使用するバッテリーや充電器もEOS 5DやEOS 30Dと共用でき、撮影現場に持ち運ぶ機材を少なくできる。
液晶モニターには、屋外での視認性に優れた高輝度・広視野角の3.7型TFT式カラー液晶モニターを採用。記録媒体には80Gバイトの1.8型ハードディスクを採用し、JPRGやTIFF、キヤノンのRAWデータをはじめ、動画や音声データにも対応している。
また、外装カバーに軽量・高強度の優れた特長を持つマグネシウム合金を採用することで、強靭なボディを実現。さらに、ダイレクトプリントの標準規格「PictBridge(ピクトブリッジ)」にも対応した。同規格に対応するプリンターとUSBケーブルで接続すれば、簡単に写真をプリントできる。
キヤノンマーケティングジャパンでは、今後、EOS DIGITALシリーズのユーザーだけでなく、撮影データの管理やパソコンでの編集を苦手とするフィルム式一眼レフカメラのユーザーや、一度に大量の撮影をこなすプロフェッショナルユーザーに対しても、積極的に拡販していくと説明する。
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