画質の向上も大きな特徴だ。液晶パネルは従来機と同じ解像度(1366×768ドット)で、倍速駆動や黒挿入表示などには対応していないが、独自の映像エンジン「DNIe」が大幅にバージョンアップされ、前モデルに比べると表示画質は大きく進化している。
「コントラスト・エンハンサー」回路の機能改善によって、コントラスト比が従来機の5000:1から、液晶テレビで最高レベルの8000:1(ダイナミックモード時)へと向上。また、「アクティブカラー」回路の採用で色再現も改善されている。
画像エンジン改良の効果を見てみよう。映像調整で「ダイナミック」モードにすると、まぶしいほどのハイライト感と黒の締まりが感じられる。これは店頭デモ的なモードだが、映像エンジンの進化がよくわかる設定だ。通常視聴の「標準」モードにすると見やすい映像になる。
ダイナミックモードほどコントラストは高くないが、前モデルと比べるとシャドウ部の表現が向上し、色の出が良くなっているのがわかる。「映画」モードにすれば色温度を下げたしっとりとした画質で映画を楽しめる。このほか詳細な画質イコライジングモードも新たに採用され、自分好みの映像に微調整することも可能になった。
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