Mozillaは米国時間7月3日、華やかなイベントを用意することもなく、ひっそりと新しい「Firefox 3」(開発コード名:「Gran Paradiso」)の最終アルファ版をリリースした。FirefoxのAlpha 6には機能として新しいものはほとんどない。この点については、最初のベータで何かがあるものと予想される。これまでのいくつかのAlpha同様、チューニングは内部にとどまっている。
Alpha 6のリリースノートによると、同バージョンには、「SQLite」エンジンの3.3.17へのアップデート、文字サイズなどのサイト別初期設定のサポート、終了時のエラーを解消する新しい「Quit」ダイアログボックス、「Add-Ons Manager」での「Restart Firefox」ボタンの常時表示、大きいファイルサイズの適切な表示などを含むダウンロードマネージャに対する修正、「Places」関連の各種修正、そしてGecko 1.9関連の各種バグ修正などが含まれるという。
ウェブやプラットフォームのパフォーマンスに影響するのは、最後のGecko 1.9の各種バグ修正だ。繰り返しになるが、Mozillaでは、このアルファの利用を開発者以外には推奨していない。Firefox 2の既存ユーザーに対しては、2007年の10月もしくは11月にあるFirefox 3の最終リリースまで利用を待つよう呼びかけている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス