Mozillaがソフトウェア開発者らに、次期版「Firefox」を初めて試用させている。
Firefoxのバージョン2は今秋リリースされたばかりだが、Mozillaはウェブアプリケーション開発者やみずからの製品テストコミュニティに、「Firefox 3」のアルファ版を早々に提供した。同版は、「Gran Paradiso Alpha 1」と命名されている。
Firefox 3には、いくつかの大きな変更が施された。同版は、「Cairo」グラフィックレイヤーを含む「Gecko」レンダリングエンジンのバージョン1.9を使用している。同エンジン自体はまだリリースされていないが、開発はFirefox 2のリリース以前から始められていた。Gecko 1.9はあらゆるプラットフォーム上で、ベクタ形式のレンダリングを実現できる。
Gecko 1.9のロードマップには、Cairoは「先進的なハードウェア加速の2Dグラフィック機能を、ウェブ全体に提供するものだ。プロプライエタリなプラグインは必要としないし、過去10年間にわたり開発されてきたがすでに時代遅れとなっている、広範かつリッチなウェブオーサリング技術を用いることもない」と説明されている。
Gran ParadisoはGeckoの最新版を使用しているものの、現段階ではユーザーインターフェースはFirefox 2から変わっていない。
なお、Gecko 1.9へ移行したということは、Firefox 3が「Microsoft Windows95/98/Me」や「Mac OS X 10.2」上では動作しないことを意味する。
そのほか、スレッディングモデルもアップデートされた。開発過程がさらに進めば、ブラウジング機能やブックマーク機能、プライバシー機能ばかりでなく、ユーザーインターフェースにさらなる改良が加えられるだろう。
報道によれば、MozillaはFirefox 3の完全版を2007年末までにはリリースする予定だという。Gran Paradiso Alpha 1は、Windows、MacおよびLinuxに対応しているが、現在同版を利用できるのはソフトウェア開発者やテスターに限られていると、Mozillaは話している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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