候補者との“一致度”を診断--毎日新聞、参院選で「ボートマッチング」

 毎日新聞社は7月4日、参院選の投票先をより深く吟味することのできるというサービス「毎日ボートマッチ(えらぼーと)」を開始すると発表した。7月6日正午から開始される。

 毎日ボートマッチは、利用者がPCや携帯電話から「参院選特集」サイトにアクセスし、同じ質問に答えると、自分の回答と候補者の回答を基に算出した各政党の平均値が比較され、主要政党と利用者の考えがどれだけ近いかを“一致度”として数値で表示するというもの。同社が事前に参院選の立候補予定者を対象実施するに、参院選の21問の争点をまとめた「候補者アンケート」(全21問)をもとに一致度を算出する。

 “ボートマッチ”と呼ばれる、候補者と有権者の考え方のマッチングを図る手法は、欧州では1990年代末から本格的に始まったもので、現在はネットを通して広く普及しているという。日本のメディアにおける導入は今回が初めてで、携帯電話への対応は世界的にも珍しい試みだと、同社では説明している。

 今回のサービスでは、高い公平性を保つため、独自の第三者機関として監修委員会も設けられている。監修委員には、慶応大教授の片山善博氏と曽根泰教氏、埼玉大教授の松本正生氏が就任し、同社がまとめた候補者アンケートの設問を監修している。

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