ゲーム情報誌「ファミ通」を発行するエンターブレインが3日までにまとめた2007年上期(1〜6月)の国内ゲーム販売統計によると、任天堂が据え置き機、携帯機ともソニー・コンピュータエンタテインメントの3倍以上に達し、圧勝した。据え置き機では、昨年末発売の任天堂「Wii(ウィー)」の177万5000台に対し、同時期に投入したソニー製の「プレイステーション(PS)3」は50万3000台にとどまった。
携帯機では任天堂の「ニンテンドーDS」シリーズが前年同期比6・8%増の372万5000台で好調を維持した。ソニー製の「プレイステーション・ポータブル(PSP)」は、ソフトが初めて100万本を突破した大作に恵まれたことで、15・6%増の102万9000台となったが、DSには及ばなかった。
ゲーム機本体とソフトの市場規模を金額ベースで見ると、Wiiが原動力となり前年同期比25・8%増の3189億円となった。
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