インターワイヤードは7月2日、小学館発行の雑誌「DIME」と共同で実施した「携帯電話会社のイメージに関するアンケート」の調査結果を発表した。
まず、全員に現在主に使用している携帯電話・PHSキャリアをたずねたところ、「NTTドコモ」が42.3%で最も多く、次いで「au」の27.3%、「ソフトバンクモバイル」の19.5%、「ウィルコム」の3.0%、「ツーカー」の0.6%と続き、「携帯電話・PHSは使っていない」との回答は7.3%という結果となった。
次にNTTドコモ、au、ソフトバンクモバイルの3社についてそれぞれイメージを尋ねたところ、NTTドコモに対して「高い」というイメージが46.9%と最も多くなった。次いで「メジャー感がある」(38.2%)、「信頼できる」(37.7%)、「エリアが広い」(33.0%)、「安心」(31.7%)という意見が続く。また「保守的」との回答が23.5%と、他社を上回る結果となった。
一方、auに対するイメージで最も多かったのは「親しみやすい」の33.8%、次いで「元気、勢いを感じる」、「先進性を感じる」、「チャレンジ精神がある」と続いた。NTTドコモで回答が少なかった項目が、auでは多く回答されている傾向が見られた。
ソフトバンクモバイルに対しては「チャレンジ精神がある」という回答が33.7%で最も多く、「個性的だ」、「リーズナブル」といった意見が続いた。その一方でエリアや品質に関する評価は他社に比べて低い結果となった。
また、ドコモが打ち出した広告キャンペーン「DoCoMo 2.0」についてたずねたところ「好印象」が10.1%、「どちらかというと好印象」が29.4%で、約4割にあたる39.5%が好印象と回答した。一方、「どちらかというと悪印象」が10.5%、「悪印象」が7.7%で、悪印象と回答した人は18.2%となっており、好印象が悪印象を上回った。
その広告に関する感想としては「遊び心がある」「楽しい/面白い」「新しい感じがする」という回答が多い反面、広告を見たあとのイメージとしては「変わらない」が6割以上となった。また、今後NTTドコモに望むことを複数回答で求めたところ、利用料金や機種代金を安くしてほしいといった、料金に関する項目が圧倒的となった。
なお、調査は6月13日より6月14日の期間で実施し、アンケート依頼メール配信の手段で、DIMSDRIVEモニター6175人より回答を得たものとなっている。
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