NTT番号情報(NTT-BJ)は6月28日、「電話番号に関する意識調査」を実施、結果を発表した。
調査によると、最近電話番号を覚える機会が減ったと感じている人は92.8%、ここ数年で電話番号が覚えられなくなったと感じている人は80.5%に達した。その理由として「最近の電話にメモリがあるため(78.0%)」、「覚える必要性にかられないため(53.1%)」などが挙げられている。
さらに、電話番号がわからなくて困ったことがある人は51.3%、そのうち7割が携帯電話の充電が切れたときと回答していることから、電話番号の記憶を携帯に依存していることがうかがえる。
また、電話番号を覚えている件数は最も多いのが「3件(21.8%)」、次いで「5件(15.5%)」、「10件(10.3%)」と続く。覚えている電話番号の相手先は既婚者が「自宅(97.4%)」、「実家(74.7%)」、「配偶者の携帯(40.8%)」が多かった。
それに対して、未婚者は「自宅(89.4%)」、「実家(44.7%)」、「家族の携帯(44.1%)」が多かった。未婚者で「恋人」の電話番号を覚えている人はわずか1割にとどまっている。自分の携帯番号を覚えていない人も約2割いた。
そのほか、知らない電話番号から電話がかかってきた際に電話に出る人は54.0%、非通知で電話に出る人は33.3%だった。
今回の調査は同社が7月1日から提供開始する番号案内(104)からそのまま相手先番号につなぐサービス「DIAL104」に伴い実施したもの。調査対象は10〜60代以上の男女400人。
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