ネットジャパンは6月22日、企業向けファイルバックアップツールの新版「NetJapan Backup Platinum 3.0」を出荷開始した。Windows Vistaに対応したほか、Bru-rayディスクをバックアップ先として指定し、直接データを書き込めるようにした。
NetJapan Backup Platinumは、ハードディスク装置に蓄積したデータをファイルやフォルダ単位で指定し、定期的に外部記録媒体に保存する。2回目以降は差分のみを保存したり、タイムスタンプを使用してバージョンの異なるデータをバックアップできる。また削除、変更したファイルを復元したり、FTPやLAN、ローカルのフォルダ間でファイルを同期することが可能。
新版ではWindows VistaやBru-rayディスクへの対応に加え、Mozilla FireFox、Internet Explorer 7、ThunderBird、Becky! Internet Mail Ver.2など、新たなウェブブラウザ、メーラーの設定をバックアップするためのプリセットを用意した。
またファイルを変更した場合に最新の状態を即時バックアップする機能や、主なバックアップ先以外に代替バックアップ先も併せて指定する機能を追加した。このほかコマンドラインインターフェースをサポートした。
Windows Server 2003/2000 Server向けの「Server Edition」と、Windows Vista/XP Professional/2000 Professional向けの「Client Edition」を販売する。税別価格はServer Editionを1〜10ライセンス使用する場合1ライセンスあたり2万1000円、年間サポートサービス料金が2100円。Client Editionを2〜9ライセンス使用する場合は1ライセンスあたり4600円、年間サポートサービス料金が690円。メディアキットは3000円とする。ネットジャパンでは1年間で5000万円の売り上げを目指す。
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