ユーザーが自分の好きなRSSフィードや動画などをブラウザ上に自由に配置できるサービスを展開するNetvibesが、企業との提携を積極化している。フランス時間6月21日には、同社のサービスを使った企業やアーティストのオフィシャルサイトが500を超えたと発表。今後は収益化に向けて、企業に有料サービスを提供していく考えだ。
Netvibesは2005年に創業したフランスの企業で、現在はパリ、サンフランシスコ、ロンドンに拠点を構える。ユーザーがサイトをカスタマイズでき、そこですべての情報を収集する「パーソナライズドホームページ」というコンセプトでサービスを提供しており、ユーザー数は全世界で1100万人以上、対応言語は80言語以上という。
企業などが自分たちのオフィシャルサイトを作れるサービス「Netvibes Universe」は現在無料で提供している。企業は自社のスキンをかぶせることができ、URLもhttp://www.netvibes.com/xxxのようにxxxの部分を自由に指定できる。
現在日本ではブログ広告ネットワークのアジャイルメディア・ネットワークがオフィシャルサイトを開設している。このほか、海外ではLe Monde.frやWiredといったメディアや、Beyonce、JamiroquaiといったアーティストがNetvibes Universeを利用している。
今後は企業向けに、URLやメニューの変更、広告掲載が可能な有料サービスを提供していく考え。ユーザー数に応じた課金を検討しているようだ。
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