Reutersによると、Index Venturesなどが幹事を務める資金調達ラウンドにおいて、Openadsが500万ドルの資金を調達したという。Openadsはウェブサイトのオンライン広告キャンペーン管理を支援するフリーソフトウェアを提供する。
Openadsは、Googleが買収手続きを進めている広告企業のDoubleClickと競合することから、将来は広告分野におけるGoogleのライバルになるのではないかと見られている。Radar ResearchのアナリストMarissa Gluck氏はReutersの記事中で、OpenadsがGoogleのクリック課金広告ネットワーク「AdSense」に対抗する可能性もあると述べている。
Google AdSenseは広告配信と広告ネットワークの両方の機能を提供するのに対し、Openadsはサイトに広告を配信するものの、外部の広告ネットワークを利用して広告主を供給する。Openadsはサポートサービスを販売し、サイトを広告ネットワークに紹介することで利益を得る。これは、オープンソースソフトウェアがMicrosoftに立ち向かい始めた頃を彷彿とさせる企業である。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス