本機はノートブック型VAIO 「type F」シリーズの最新モデルである。FZシリーズは海外で先行発表されていたが、今回、国内でも発売される運びとなった。中級モデルという位置づけだが、新開発の15.4型ワイド「クリアブラック液晶(ピュアカラー90)」や、Blu-rayディスク記録再生ドライブ、HDMI端子などを装備し、ハイビジョンコンテンツに対応している。
従来のVAIOシリーズの場合、Blu-rayドライブなどは最上位ノートである「type A」クラスのスペックだったが、ハイビジョン映像を手軽に楽しめるホームプレミアムノート、というコンセプトの元に、中級モデルであるtype Fシリーズにも、本機のようなハイビジョン対応モデルが用意された。デジタルテレビチューナーや録画機能などは装備しておらず、いわゆるテレビ録画PCではないが、Blu-ray映画ディスクやHDV/AVCHDカメラ、高画素デジカメなどと連携して、ハイビジョンコンテンツを手軽に楽しむことが可能だ。
外見は、家庭内で移動して使う省スペースノートブック機としてはスリムで持ち運びやすい。15.4型ワイド液晶機としては最薄を実現し、さらにマザーボートのレイアウトを見直すことで、 type F〔FEシリーズ〕体積比で約90%のコンパクト化が図られている。
Blu-rayドライブモデルは、キーボードの黒に、シルバーのパネルがアクセントになっている。スリムでシンプルなデザインには、リビングやダイニングに置いても違和感のない都会的なスタイリッシュさが感じられる。液晶下のAVコントロールパネルでAV機能をダイレクトに操作が可能だ。AV機器のような凝った操作ボタンではなく、さりげなくAV機能を使えるシンプルさがtype Fらしい。
右側面についたBlu-rayドライブと「クリアブラック液晶(ピュアカラー90)」で、ポータブルBD/DVDプレーヤー的に使いこなせる。左側面のHDMI端子で大型テレビとつなげば、大迫力でハイビジョンを堪能できる。リビング、自室などに持ち歩いて使うと便利だ
左側面には、S映像、アナログ映像出力、USB、i.LINK端子などのほか、HDMI端子を装備している
液晶下のAV操作パネルに、S(VAIO infoboard)ボタン、AV Modeボタン、VOL/再生カーソルなどを備え、VAIO infoboard表示のほか、あらかじめ登録したAVアプリケーションを一発で呼び出したり、Blu-rayやDVDの再生操作も可能だ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
Copilot + PCならではのAI機能にくわえ
HP独自のAI機能がPCに変革をもたらす
働くあなたの心身コンディションを見守る
最新スマートウオッチが整える日常へ