エミュレータではないCorssOver Macの魅力とは?

大野晋一(編集部)2007年06月08日 20時21分
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 1日、米CodeWeaversの開発したCorssOver Macが、ネットジャパンより国内でも販売開始された。CorssOverは、Windowsをインストールするほかのエミュレーションや仮想化技術とは異なり、WindowsのAPIを再現する「互換レイヤ」といわれる技術を採用する。8日、CodeWeaversのJon Parshall COOが来日、CorssOverの魅力を語った。

 同氏がまず訴求するのがWindowsのインストールが不要な点。ライセンスやインストールのコストがかからないのが魅力だ。CorssOverはWineというオープンソースソフトウェアをベースに開発されている。Wineは、LinuxなどのOS上でWindowsのAPIをエミュレートするために開発されてきた。CrossOverはこのWineをMacユーザ向けに使いやすくインタフェースなどを付けたものだ。

 また、エミュレーションを行わないため、パフォーマンスにも優れるという。Finderからのダブルクリック起動やドックなどMac OS Xの機能にアクセスできることも魅力として初回された。

 一方で、仮想化技術などと比べると動作しないソフトウェアがあるという点がデメリットとなる。例えば、Windows用のドライバが必要なハードウェアやアプリケーションを動作させることができない。ただ、同社では要望の高いアプリケーションを対象に動作検証を行い、サポートアプリケーションのリストを公開している。Jon Parshall氏によれば、Microsoft Officeや一太郎などのオフィスアプリケーション、そしてゲームへの要望が高く、優先的にサポート対象となっているという。

 2007年から2008年の優先課題としては、Office 2003のサポート、ゲームサポート拡大のためのコピープロテクションへの対応および3D技術への対応などが挙げられた。

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