ニューヨークを本拠地とするプロゲームリーグMajor League Gaming(MLG)は米国時間2007年5月30日、ビデオゲーム競技のファンに向けにニュースとソーシャルネットワーキングサービスを提供するGotFragを買収したと発表した。買収金額は明らかにされていない。GotFragにとっては、この買収はよい形でまとまったと言えるのかもしれない。
この買収を通じてMLGは、特に米国においてプロゲームをもっと注目される存在にしようと考えている。ヨーロッパやアジアと比べると、米国ではプロゲームの認知度がはるかに低い。認知度の向上はMLGにとって継続的な目標だ。2006年にMLGはUSA Networkと、巡回開催されるプロゲーム競技会をケーブルテレビで全国に放送する契約を結び、2006年末にはGotFragとは別のゲーム競技サイトGameBattles.comを買収している。2007年に入って、Major League Gamingはゲーム競技をポーカーのトーナメントや自動車レースと同じくらい露出させたいと、複数の製作会社やタレント事務所とともにテレビ関連の契約を結んでいる。
GotFragは独立したブランドのまま、独自のオフィスを維持するなど、MLGとは別個の状況を続けることになる。しかしMLGの発表によると、新しい機能については未定だという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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