Alienwareの新製品「Hangar18: HD Entertainment Center」(CESで発表)は、ホームシアターPCを販売するソニーやVelocity Microなどのパソコンベンダーに直接対決を挑む製品だ。
Hangar18は、200Wの内蔵型サラウンドサウンドアンプ、HDMI出力、802.11 a/b/g Wi-Fi、およびGyration Media Center Remote(キーボードは50ドルで追加可能)を搭載し、競合製品に劣らぬほどの装備であるようだ。さらに同社は、2台の無線HDチューナーと2台のアナログチューナーにアップグレードするオプションを提供している点で、ソニーやVelocity Microに勝っている。Velocity Microにはチューナーが2つしかなく、ソニーの「XL3」には1つしかない(ただしこれらには、Alienwareにはない「CableCard」と呼ばれるデジタルケーブルチューナーが存在する)。
Hangar18の価格は1999ドルからだが、ハードドライブ容量(最大2Tバイト)やその他のさまざまなオプションによってはそれよりもかなり高額になり得る。Alienwareは、「Blu-ray」ドライブを600〜700ドルの価格で「近々」追加する予定であることも明かした。Blu-rayドライブとともに「DirectX 10」グラフィックスカードへのアップグレードも追加する予定だという。現時点では、標準チップは「Nvidia GeForce 6150LE」で、1080pのHD出力を望む場合は、より旧式の「GeForce 7600 GS」カードにアップグレードするオプションも提供されている。
早くHanger 18を試してみたい気がするが、1つ大きな不満がある。HDMIケーブルが50ドルもすることだ。ちょっと待ってくれ、Alienware。Velocityもソニーも無料で1本付加しているし、少しの知恵とインターネット接続があれば15ドルでそれを入手することができるはずだ。ケチなメーカーは嫌われるぞ。
6月5日付けの更新情報:Velocity Microから米国時間6月5日午後、同社の「Cinemagix Grand Theater」システムでは現在、4チューナー構成が可能であるという連絡があった。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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