最近は「Google Maps」の新たな「Street View」機能にばかり注目が集まっているが、人気の高い同オンライン地図アプリケーションには、このほかの点でも刷新が図られている。Googleは米国時間6月4日、Google Mapsにおける多数の世界都市の公共交通情報を更新したと発表した。
Google Mapsは2007年2月から、建物の外観や自動車交通情報ばかりでなく、地下鉄の駅も表示するようになっている。今回の更新では、地下鉄および鉄道駅の情報欄に、駅を通っている路線の種類や運営鉄道会社のウェブサイトへのリンク、電車の出発時間といった付加的なデータが追加された。
もっともこの新機能はまだ一部にしか適用されておらず、テスト中のニューヨーク、ボストン、シカゴ、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ロンドン、モントリオールの地図では、公共交通機関の公式サイトトップへ飛ぶリンクしか表示されない。チューリッヒ(ウェブサイト「Mashable.com」が報じている)など欧州の一部の都市は、発車情報が見られるようになっている。また、Google Maps内で特定の駅名を検索し、場所を直接確認することも可能になった。
Googleのテストラボは、経路検索アプリケーション「Google Transit」の開発も進めている。同機能は現時点で、一部の米国都市(ニューヨーク市、ボストン、サンフランシスコなどは含まれていない)と日本全域に対してのみ利用できる。それでもかまわないというなら、ニューヨークからパリまで大西洋を泳いで渡る経路を示してもらうことも可能だが。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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