ロケーションバリュー、リクルートインキュなどと資本提携

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 ロケーションバリューは5月28日、リクルートインキュベーションパートナーズ、三菱商事株、ぐるなびを割当先とする総額3億円の第三者割当増資の実施による、資本提携を発表した。

 ロケーションバリューは、「おてつだいネットワークス」(http://otet.jp/)を運営している。おてつだいネットワークスは、作業依頼者の近くで「今ヒマ」と宣言している人を、携帯電話のGPSなどによる位置情報を活用して検索し、作業を依頼することができるリアルタイム労働市場。採用時のみ作業代金にひもづいた少額の成果報酬型情報料を導入し、超短期雇用のニーズを掘り起こしている。

 また、依頼者とワーカーの双方が同意すれば、サービスを中抜きして、追加料金なく長期雇用につなげることも可能であるため、2006年4月のサービス開始以降、飲食業や小売店、中小企業をはじめとする事業者に利用されており、ユーザー数も2万人を超えている。

 今回の資本提携は、4月から3G携帯電話にGPS機能搭載が義務付けられたことを契機に、位置情報サービスを共同で開発・推進することを目的としたもの。各社はそれぞれ、今後の展開次第でロケーションバリューの株式の持ち分比率を引き上げる可能性を含む内容で合意しており、位置情報を使った携帯電話サービス分野における、より強固なパートナーシップを模索していく予定だとしている。

 リクルートインキュベーションパートナーズは、リクルートにて行う各種サービスにおいて、ユーザーとのインタラクティブなコミュニケーションを実現する、携帯電話上でのサービス提供にも力を入れる。また、位置情報をキーワードとした新たなモバイルサービスを共同で構築していくとしている。

 三菱商事は、ロケーションバリューの蓄積する位置情報モバイルサービスのノウハウを活用し、消費者の生活に密着するようなモバイルサービス事業を、自社の既存事業や、投資先における事業も活用しながら、共同で推進・構築していくと説明している。

 ぐるなびは、人材確保難に悩む自社加盟店に対して、おてつだいネットワークスを活用したサービスの提供を検討。あわせて、位置情報を活用した新たなモバイルサービスを共同開発し、加盟店・ユーザー双方への価値拡大を目指すという。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加