ワンセグの受信だけでなく、録画や再生機能が充実しているのもP903iTVの特長だ。microSDカードの最大容量である2Gバイトタイプを使えば、最大約13時間の録画ができる。また、その録画したメモリカードをメモリカードリーダーでパソコンと接続すれば、パソコンで番組の再生もできる。
ワンセグの録画というと、低画質で利用シーンも少ないように思えるが、会社でテレビ番組を録画し、帰りの電車の中で見るといったシーンでは非常に有効だ。特に地下鉄通勤者にワンセグは無縁と考えていたユーザーも考え直すほどのメリットがある。
パソコンでの視聴や管理は、著作権管理機能のついたSDメモリーカードリーダーが必要になる。著作権管理機能付き単体のリーダー/ライターは数種類しかなく、搭載パソコンもごくごく一部。手軽なのはUSB通信ケーブルでP903iTVごとパソコンにつないでしまうこと。その場合にも別売のUSB通信ケーブルが必要となる。
P903iTVはまた、BluetoothやiC通信に対応する。Bluetoothでは、クルマのハンズフリーや、パソコンとの接続、ワイヤレスヘッドフォンなどが利用できる。ヘッドフォンとしてワンセグなどの音声を聞く場合は、SCMS-T方式で著作権保護されているA2DP対応機器が必要となる。
もうひとつ、便利なワイヤレス通信は“iC通信”。これは、FeliCaの通信を拡張したもので、対応機種同士を近づけてデータのやり取りができる。赤外線と似ているが、受信側で事前操作の必要なしにデータを転送できる点が便利。たとえば、アドレス帳の転送は送信側で操作して受信側に送られた後、受信側でデータの保存を承諾するだけ。赤外線よりも手軽にデータのやりとりができる。
903iシリーズとしての機能を網羅し、その上でワンセグを搭載する903iTVシリーズも現時点での発売は3機種、発売予定1機種と選べる状況になっている。
その中でも、長めの連続視聴時間を持つP903iTV。その上、TV出力機能が必要ならP903iTVはおすすめ機種となる。
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