903i世代のワンセグケータイ--NTTドコモ「P903iTV」

NTTドコモ
内容:ドコモから登場したFOMA 903iシリーズのワンセグケータイ「P903iTV」。先日904iシリーズが発表されたが、現状発表されているラインアップでワンセグを搭載するのは富士通製の「F904i」のみだ。ドコモ初のワンセグ対応機は「P901iTV」が最初で、第2弾となる「P903iTV」はワンセグの外部出力など、活用範囲の広い機能の搭載が特長だ。

7時間連続視聴とテレビ出力可能なワンセグケータイ

  • FOMA P903iTV

 ドコモのケータイは、世代、シリーズごとに搭載機能が決まっており、このP903iTVはFOMA 903iシリーズの必須機能であるメガアプリやおサイフケータイなどを搭載する。ワンセグについても、単純な受信のほか、ワンセグの放送を見ながらメールを作成したり、ワンセグでのテレビ録画、録画した番組の倍速再生、メモリカードに記録すれば、パソコンでの番組再生など、多彩なワンセグの機能を搭載している。

 また、903iシリーズとしての高機能もそのまま搭載している。おサイフケータイのiモードFeliCaはもちろん、着うたフル、プッシュトーク、おサイフケータイ同士のiCにも対応している。対応しない機能といえば、海外での利用ができる「WORLD WING」やGPSなどだ。

 肝心のワンセグの性能だが、最大で約7時間連続視聴と電池の持ちも十分。2〜3時間かかるスポーツの1試合分をワンセグで視聴しても、なお電池残量があることは心強い。受信についても、伸縮式のアンテナと本体内蔵アンテナのダイバシティ方式となるなど、他の機種よりも受信安定度を向上した。また、具体的な数値は示せないものの、他機種では受信が困難だった電波の弱い場所でも受信できるなど、P903iTVの受信感度は良好だ。

  • 独自の回転2軸機構を持つ蝶番部

  • 左サイドにはチャンネルや音量のボタンがある

  • 右サイドはメモリーカードスロットが装備される

  • 上面にはワンセグ用のアンテナがある

  • 下側には充電や通信のコネクターがある。赤外線ポートは液晶側に搭載

  • 背面にはAF機構付きカメラを搭載する。FeliCaポートもこの面だが、タッチ時の傷防止バンパーなどはない

  • 液晶を開くと180度開く。このまま左右に回転も可能

  • microSDメモリーカードはカバーを開けて挿入する

  • 充電や通信ケーブルは下側にあるコネクターに差し込む

  • イヤホンマイクや平型AV出力ケーブルは左側面のコネクターに接続する

  • 数字キーなどは中央を盛り上げ、打ちやすい工夫がみられる

  • ワンセグ視聴時は液晶を外側にすること可能。アンテナはいっぱいに伸ばすと根元が可動する

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