電子情報技術産業協会が15日発表した2006年度の携帯電話(自動車電話、PHS含む)の国内出荷台数は、前年度比0・2%増の4875万5000台と、2年連続で前年度実績を上回った。携帯端末向け地上デジタル放送「ワンセグ」に加え、電子決済などの多機能化や斬新なデザインの採用が出荷増に寄与した。
ただ、「普及率が約8割と、携帯電話の普及が一巡した」(総合企画部)影響もあり、昨年10月に導入された番号継続性の効果は限定的だった。出荷機種全体に占める第3世代機種の割合は94・4%と年度ベースで初めて9割を超えた。
同時に発表した3月の出荷台数は前年同月比16・6%減の504万5000台。春の新生活需要を取り込み、2カ月連続で500万台超と高水準だったが、昨年3月が第3世代機種だけで524万台出荷した反動が出た。
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