インデックス・ホールディングスの子会社であるインデックスは、5月15日、フジテレビジョンと共同で、フジテレビオリジナルの携帯RSSリーダー「ZOOナビ」を開発した。
ZOOナビは、エル・カミノ・リアルが提供する携帯RSSリーダー「ECReal Reader」をベースとし、フジテレビ専用にカスタマイズしたもの。フジテレビのメディア横断型プロジェクト「アイドリング!!!」や、キャンペーンマスコット「ラフくん」「犬のOJ(オージェー)」などをテーマとしている。
Flash Liteを採用し、i-mode、EZweb、Yahoo! ケータイの3キャリアに対応。携帯電話からZOOナビにアクセスして登録すると、ユーザー専用URLが発行され、ユーザーは専用ページをブックマークするだけで、アプリケーションをダウンロードすることなく利用できる(http://www.fujitv.co.jp/zoo/)。
RSSによりモバイルへのタイムリーな告知が可能であるため、フジテレビが提供する番組のオンエア情報やプレゼント情報、ブログ更新情報などの配信だけでなく、特定のモバイルサイトへの誘導を図る広告枠としても機能する。ユーザーにとっては、フジテレビが提供する各種情報が同時に獲得できるメディアとなる。
ZOOナビが開発された背景には、フジテレビが視聴者の獲得に向けて運営している「フジテレビZOO」がある。“放送と通信の連携”に向け、フジテレビ社員クリエーターたちによる情報発信・コンテンツ配信サービスとして、ブログ形式のコンテンツを中心に展開している。
インデックスでは、ZOOナビを積極的に活用することで、有料モバイルサイトや番組宣伝、広告、物販サイトへの誘導を図るだけでなく、利用ユーザーのデータ分析による効果的なターゲティング情報配信や、ワンセグ放送へのスムーズな導線確保によるフジテレビ視聴者の拡大へとつなげていくと説明している。
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