ライフボートは5月10日、ハードディスク(HDD)もファイルもバックアップできる「LBバックアップコマンダー9」の販売を、5月25日から開始すると発表した。
LBバックアップコマンダー9は、Windows Vistaにも対応したバックアップの総合ユーティリティ。独ParagonグループのBuggingenが開発した「LB Image Backup 8」と「LBコピーコマンダー9」、米AvanquestのPleasantonが開発した「LBオートセーブ2」の3製品による構成となっている。
Image Backup 8は、HDDのイメージバックアップを作成し、外付けHDDやネットワークドライブ、CD/DVDへのバックアップ作成ができる、HDDのバックアップツール。HDDのクラッシュやOSが起動しなくなった場合などは、バックアップ時点の状態に復元することもできる。
コピーコマンダー9は、HDDを買い換えた場合など、現在使っている容量の小さなHDDから、より大きな容量のHDDへのアップグレードが行える、HDDのコピーツール。新しいHDDへの環境移行を、安全かつ高速に行うことができるとしている。
オートセーブ2は、ファイルの作成や更新を検知し、指定した領域へ自動的にバックアップを行う、ファイルの自動バックアップツール。バックアップ対象と保存先を指定による簡単な操作で、バックアップを開始する。
また、Image Backup 8やコピー コマンダー9で、システムを含むHDD全体のバックアップを取った後は、オートセーブ2で、日々更新されるファイルを、ほぼリアルタイムにバックアップ可能。Windowsやアプリケーション、インターネットなどの設定やファイルを含めて、常に最新の状態をバックアップできるとしている。
販売は、メガソフトを通した店頭販売となり、標準価格は1万1340円。全国で販売し、ライフボートでは、初年度の売り上げとして1億円を見込んでいる。
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