ヤフーは4月24日、2007年3月期(2006年4月1日〜2007年3月31日)の決算を発表した。売上高は前年比22.4%増の2125億円。10期連続の過去最高を記録した。
営業利益は1062億円(前期比29.3%)、経常利益は1028億円(同28.7%)、純利益は579億円(同23.1%)だった。
売上高を事業別にみると、広告事業は前年比30.5%増の892億円で、電通が発表した「日本の広告費」におけるインターネット広告の伸び率を上回った。行動ターゲティング広告も不動産、自動車、人材の3カテゴリで展開しており、特に不動産と自動車については収益に一定の貢献があったという。
「Yahoo! リクナビ」や「Yahoo! 不動産」など、情報掲載系のビジネスサービス事業は482億円(36.4%増)。パーソナル事業では、「Yahoo! オークション」がシステム利用料収入を伸ばし、前年比23.2%増の752億円。またYahoo! オークションやYahoo! ショッピング、Yahoo! トラベル、Yahoo! チケットなどの取扱高を合計したコマース取扱総額は8999億円となった(前年比14.4%増)。
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