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ミクシィが業績予想を上方修正--mixiユーザー増加で広告販売が好調

鳴海淳義(編集部)2007年04月18日 18時07分
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 ミクシィは4月18日、2007年3月期(2006年4月1日〜2007年3月31日)の業績予想を上方修正した。ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「mixi」のローテーションバナー、ブランディングバナー、タイアップ広告の好調が要因となった。

 同社が2007年1月に発表した予想では、売上高47億8900万円、経常利益17億1900万円、純利益9億8600万円だった。今回の修正により、売上高が4億1100万円増の52億円(前期比174.6%増)、経常利益が3億8100万円増の21億円(同130.2%増)、純利益が1億1400万円増の11億円(同90.9%増)となった。

 なお、2006年3月期実績は売上高18億9300万円、経常利益9億1200万円、純利益5億7600万円だった。

 ミクシィによれば、今期の売上の半分以上はmixiによるものだという。上方修正の理由として、mixi動画などの新機能の追加や携帯電話向けサービス「mixiモバイル」の機能強化により、ユーザー数およびページビューが順調に増加したことを挙げた。この結果、ローテーションバナー、ブランディングバナー、タイアップ広告といった広告販売が伸びたようだ。

 ローテーションバナーはmixiのサイト上部に表示されている広告で、全広告収入の4割を占めるという。またサイト右上に表示されているターゲティング広告は、ユーザーの年齢、性別、地域によってクリエイティブが自動的に切り替わるという特徴を持つ。

 タイアップ広告はSNSならではの広告手法で、こちらは全広告収入の10%程度を占めるという。2006年から2007年にかけて、アップルやナイキ・ジャパン、ビッグコミックスピリッツなどと共同プロモーションを展開してきたが、例えばビッグコミックスピリッツの場合、コミックのキャラクターがアカウントを保有して一般ユーザーとマイミクになっている。特に決まった広告メニューがあるわけでなく、企業の要望によってSNSの機能を活かしたプロモーションを実施している。

 なお、株式公開で調達した約50億円の使途は、一部が8月に予定している本社移転や、サーバ設備の増強などだという。

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