Vista導入:ITベンダーは関心示すも、ユーザー企業は消極的な姿勢

 インプレスグループで法人向け情報コミュニケーション技術関連メディア事業を手がけるインプレスR&Dは4月17日、Windows Vistaや2007 Office System、サーバなどWindowsの新しいプラットフォームについて、企業の導入状況や導入意向を調査、結果を発表した。

 調査によると、Vistaの導入意向についてITベンダーは、「関心がある(37.7%)」、「関心がない(9.9%)」、「どちらともいえない(29.8%)」という結果になった。

 一方、ユーザー企業は、「関心がある(33.1%)」、「関心がない(18.4%)」、「どちらともいえない(31.6%)」でITベンダーに比べ若干導入に消極的な姿勢が伺える。

 調査は同社のシンクタンク部門、インターネットメディア総合研究所が2007年1月、ITベンダーおよびユーザー企業に勤めるITプロフェッショナルを対象にNTTレゾナントの「gooリサーチ」で実施したもの。有効回答数は1000サンプル。

 なお、同社では今回の調査結果を「Windows Vista&2007 Office System 企業導入調査報告書2007」として発売、アンケートに加えVistaと2007 Officeの技術解説および早期に導入した企業5社の事例を紹介している。

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