アジャイルメディア・ネットワークが行った「ブログ読者のメディア利用動向に関する調査」によれば、ブログ読者は一般的なインターネットユーザーと比べてインターネットの利用時間が長く、テレビなどのマス媒体の利用時間が短いという。
調査期間は3月15日から3月31日まで、有効回答数は最大884件。アンケートの告知はAMNネットワークに参加しているブログサイトを中心に掲載した。回答者の年齢は30代前半が23.8%を占めて最多で、20代後半の21.6%、30代後半の16.6%が続いた。男女比は男性86%、女性14%。
調査では回答者の74%が定期的に6個以上のブログを読んでいることがわかった。その内訳は、「6〜10個」(25%)、「1〜5個」(25%)、「11〜25個」(21%)、「26個〜50個」(13%)、「100個以上」(8%)、「51〜100個」(7%)。なお自分のブログを持つ回答者は68%だった。
またブログ読者はテレビを含むマス媒体の利用時間が短く、逆にインターネットの利用時間がきわめて長いことも明らかとなった。「インターネット白書2006」の調査では、1日に5時間以上インターネットを利用する人は全体の16.6%だったが、今回の調査ではその倍以上の37.2%。インターネットを1日に3時間以上利用すると答えた回答者は全体の62.2%に上る。
一方でテレビを「ほとんど利用しない」と答えた回答者は、インターネット白書2006では3.9%にすぎなかったのに対し、今回の調査では全体の21.2%を占めた。さらに1日当たりのテレビの利用時間を1時間未満と答えた回答者は、インターネット白書2006の23.6%に対し、今回の調査では65%を超えた。
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