モバイル広告代理店事業などを手がけるアップデイトが4月12日に発表した調査によると、利用者の3割が携帯電話経由でチケットのネット予約をしていることが分かった。
「携帯インターネットからのチケット予約に関する利用動向調査」は、同社内に設置されているモバイルマーケティングデータ研究所(MMD研究所)が実施した。
予約しているチケットのジャンルは、1位「コンサート・ライブ・演劇・イベント(62.9%)」、2位「旅行(宿泊チケットなど)(31.0%)」、3位「交通(電車・新幹線など)(23.5%)」の順。パソコンでのチケット予約経験者も約3割で、携帯経由での予約ジャンルとほぼ変わらないことが分かった。
チケット予約者の約8割は、情報検索に携帯電話を活用。内容は、チケット情報サイトが65.9%、チケット詳細情報が49.9%、会場へのアクセスが46.0%など、詳細情報を検索していた。
購入したチケットの決済は、コンビニ決済が42.5%が最も多く、次いでクレジットカード決済が37.3%。また、10〜20代はコンビニ決済が多く、30代以上はカード決済を多く利用する傾向にあった。
携帯電話のチケット予約サービスを継続して利用する理由については、「チケット料金が割引になる(75.2%)」「携帯電話ならではの先行予約がある(73.0%)」などが多かった。
また携帯・パソコンからチケット予約をした経験のない人のうち約5割が、利用に興味があるという結果となった。
調査はstratationが運営する「OOHPメイカー」、シンクタンクが運営する「PREMA」など、11のモバイルサイトで実施した。調査期間は3月30日〜4月2日。有効回答数は6938人。
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