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日立、ニンテンドーDS用ソフト向けに高品位音声合成ミドルウェアを開発

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 日立製作所コンシューマ事業グループ(日立)と日立超LSIシステムズ(日立超LSI)は4月11日、ニンテンドーDS向け高品位音声合成ミドルウェア「DS版 Ruby Talk」を開発し、バンダイナムコゲームスに納入したと発表した。

 DS版 Ruby Talkは、日立の中央研究所で開発された高品位知的音声合成技術を元にした、高い肉声感となめらかさを持つ合成音声を生成するニンテンドーDS向け音声合成ミドルウェア。

 携帯ゲーム機用ソフト向けという、ハードウェアのスペック制限が厳しい組込み機器用の製品を開発するにあたり、日立の中央研究所が高品位知的音声合成技術の提供を行ったほか、データ圧縮のための音声素片データの改良を担当し、日立超LSIは、音声合成エンジンのメモリ使用量の削減およびCPU負荷の低減を行った。これにより、データサイズを従来の7分の1、CPU負荷は従来の2分の1と小さく抑えながらも、肉声感のある高音質な合成音声の生成を実現したという。

 DS版 Ruby Talkは、6月7日発売予定のニンテンドーDS用ソフト「山川出版社監修 詳説日本史B 総合トレーニング」「山川出版社監修 詳説世界史B 総合トレーニング」に採用される。抑揚・間合いなどの自然な肉声感の高さが、教科書を合成音声で読み上げ、それをイヤホン等で聞いて学習するという同ソフトの利用方法において評価されたという。

 また、同ソフトでは、大量の教科書データに正確な読みやアクセントを自動付与するために、DS版 Ruby Talkのベースとなった「Ruby Talk」の持つ漢字かな混じり文の自動読み分けが活用されたほか、より自然なリズムで文章が読み上げられるよう技術的サポートを行ったとしている。

 日立と日立超LSIは、今後もニンテンドーDS用ソフト市場に向けてDS版 Ruby Talkの拡販を進めるほか、ソフトメーカーの要望に応じて声種の追加や新たな声種の作成も進めるとしている。

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