エキサイトは4月10日、欧州における携帯電話関連事業の第1弾として、英国でソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「mobikade(モビケイド)」を4月中旬より開始すると発表した。親会社である伊藤忠商事の現地法人、英Global Network Solutions Europe(GNS)と提携し、イタリア、ドイツなどへ順次拡大する予定。
mobikadeでは、エキサイトの国内向けSNS「エキモバ」(http://exmb.jp/)をはじめとした携帯電話向けサービスを欧州向けにカスタマイズして提供する。各種コミュニケーション機能の提供に加え、無料ゲームの配信や特典と交換可能なポイントの付与を行う予定。日本市場で実績のある広告収益モデルを採用し、英国のナショナルクライアントを中心に広告主を獲得するという。
英国の携帯電話端末普及数は約8000万台強で、その広告市場規模は約6000万英ポンド(約120億円)と日本の3分の1。現在は2.5G端末が主流だが、エキサイトでは2007年は3G端末のシェア拡大と、それに伴う新たなコンテンツおよび広告の成長を見込む。
エキサイトとGNSでは端末の高機能化に伴い、現地ユーザーの需要にあったコンテンツを順次投入するほか、エキモバで展開している3Dアバター機能やEC機能を導入していくという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス