国立情報学研究所(NII)は4月9日、大学などに提供してきた学術論文データをGoogleによるクロールの対象としたことを発表した。これにより、国内の主要学術論文300万件がGoogle Scholarからアクセスできるようになった。
今回NIIが公開したデータは、学術論文情報を検索対象とする論文データベースサービス「CiNii」(サイニイ)に格納されているもの。
これまで同研究所は、日本の主要学術雑誌約2800誌の電子化とオンライン提供を行ってきたが、新たにGoogleからもアクセスできるようにすることで国際的な情報発信力の強化を図るという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNet×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
増え続けるコンテンツ資産の課題を
クアンタムの最新技術で解決!
トラディショナルからモダンへ進化するBI
未来への挑戦の成功はデータとともにある
パランティアが打ちだしたDX支援のかたち
従量課金制データプラットフォームの魅力