出前サイト「出前館」を運営する夢の街創造委員会は4月5日、医療従事者用のポータルサイト「m3.com」を運営するソネット・エムスリーと業務提携すると発表した。4月6日からm3.comに登録する医療従事者に対し、出前館のオンライン宅配注文サービスを提供する。
m3.com会員の医師は、出前を「月数回以上利用する」という人が約半数を占め、週当たりの平均注文数は1.2回に達する。ソネット・エムスリーによると、医師は勤務時間が不規則なうえ、多忙のため病院から出る機会が少なく、外部の飲食店に入る時間が取りづらいため、出前の需要が高いという。
一方、各種の出前サイトに関する認知度は16%だった。今後、m3.comで出前館のサービスを提供することで、こうした医師の利便性向上と新規顧客の獲得を図る。また院内食堂や売店を利用している医師の食事の選択肢を広げるという。このほか病院内の勉強会やミーティングの際の弁当需要に向け、一括注文などを受け付ける。
医師約14万2000人と、そのほか医療従事者約16万8000人の利用を見込む。m3.com会員限定特典も付ける予定。
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