トランスコスモスは4月2日、電話を活用したインターネット広告など着信課金型広告事業の支援や、複数の媒体にわたるキャンペーンの効果測定が行えるマーケティングサービス「telAD(テルアド)」の機能を強化すると発表した。
今回の機能強化として、まず、取得可能な電話番号の種別が現行の1種から5種へ増加。電話番号種の増加により、企業は、「0120」「0800」といった、消費者に認知度が高い着信課金番号が利用できるほか、「050」「03」といった番号帯を利用することで従来の着信課金番号である「0037」と比較し、企業負担の通話料が抑制できるため、広告主の経費負担を軽減できるとしている。
また、「03」や「0120」といった電話番号の種別は、利用できる回線数に限りがあるため、telADでは、IVR(Interactive Voice Response:音声自動応答装置)を活用した転送機能サービスを提供。単一の電話番号に複数の転送先を設定できる。
企業が設定した番号に一般利用者が通話してきた電話は、今回新規に追加開発したSIPサーバに着信し、即時に企業が指定した電話に転送。一般利用者には通常の呼び出し音が流れるため、違和感を与えることはないとしている。
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