GoogleとYahooはそれぞれ米国時間3月28日、携帯電話に関する提携を発表した。
YahooはVirgin Mobile USAと提携し、「Yahoo Mail」と「Yahoo Messenger」を複数のVirgin製電話機にプレインストールする。「Yahoo Mobile Web」もVirginの「Surf the Web」サービスの優先検索ツールに選ばれる。
4月からは、Virginの電子メールおよびメッセージングサービスのプランにYahooのモバイルIMアプリケーションが組み込まれるようになる。Virgin Mobileでは、YahooのSMSサービスも数カ月以内に採用する計画。
GoogleはLG Electronicsとモバイル関連の提携を交わしたが、同提携には検索やメッセージング以外にもさまざまな内容が組み込まれていた。
両社の共同声明によると、いずれは「デジタルホーム」へと拡大される見通しのこの提携では、LG製携帯電話が「LG-Google」電話機として市場に投入されるという。ワンクリックで検索できるGoogle検索ツールに加えて、「Google Maps」、「Gmail」、そして「Blogger」のモバイルバージョンが該当機種にインストールされるようになる。「Blogger Mobile」には、テキストのほかに画像もアップロードおよびダウンロードできる機能が搭載される。
LGとGoogleの提携は、アジア、欧州、そして北米の電話機をカバーする予定だ。両社によると、LG製電話機は2007年第2四半期頃から変更が加えられ始め、年末までに10種類の新機種が出荷され、その後数年は機種が増えていくという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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