Microsoftは米国時間3月27日、「Xbox 360 ELITE」を発表した。同製品は、約1年4カ月前に発売開始したゲーム機「Xbox 360」のアップグレード版となり、以前からうわさされていたものだ。
Xbox 360 ELITEに関する報道は、ブログやゲームサイトを中心に数日前からうわさされており、Microsoftの今回の発表は大きな驚きというわけではなかった。
Xbox 360 ELITEは、120GバイトのハードドライブとHDMI端子を搭載し、HDMIケーブル、ワイヤレスリモコンが付属する。価格は479ドルで、ボディカラーはブラックとなっている。
すでに発売されているハードドライブなしの「Xbox 360 Core System」の価格は299ドルで、20Gバイトのハードドライブを搭載した「Xbox 360」は399ドルで販売されている。Microsoftによると、これらの機種のユーザーは、180ドルを払えば120Gバイトのハードドライブにアップグレード可能という。
一部の顧客がゲーム機を何度も返品しなければならなくなったことから、大きな話題となったXbox 360製品の品質保証について、MicrosoftでXbox製品担当マネージャーを務めるJohn Rodman氏は、Xbox 360 ELITEがXbox 360ラインの品質標準を高めるだろうと述べる。
「顧客、読者、そしてわれわれが満足する品質レベルに達するまでは、ELITEを出荷しないということがわれわれの見解だ」(Rodman氏)
つまり、Xbox 360 ELITEでは、顧客がサービスに苦情を寄せる頻度が低くなるよう、これまで以上に力を注いだということだ、とRodman氏は付け加えた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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