化粧品に関する調査--60%以上の女性は特定のメーカーを利用

Webマーケティングガイド2006年12月16日 17時00分

 Webマーケティングガイドでは、ネット調査会社のマクロミルの協力のもと、 化粧品に関するインターネットリサーチを行った。その結果、60%以上の女性は特定の化粧品メーカーを使い続けているという事がわかった。

 今回の調査対象は20歳〜59歳のパソコンインターネットユーザー200人。 男女比は女性100%、年齢比は20代:25%、30代:25%、40代:25%、50代:25%と均等割り付けを行った。

 Q1では、また各商品ごとの購入経路について尋ねた。その結果、「化粧水」・「美容液」・「化粧下地」・「ファンデーション」という商品においては、「いつも決まったメーカー」を使っている女性が非常に多い事がわかった。

 中でも、美容液は68.5%、化粧水は66.9%の女性が特定のメーカーを使っていると回答している。 この理由としては、これらの商品がコスメ用品の中でも比較的高額であること、また日毎に使い分ける商品ではない事が影響しているのではないかと考えられる。

 また、多くの女性は年齢を重ねるにつれ、化粧品への知識が豊富になる。そしてその結果として、 ある一定の時期から特定の化粧品(自分にあった化粧品)のみを利用するようになるのではないかと考えられる。
※このある一定の時期に関しては、有料の資料となりますが、調査結果が出ていますので、ご興味のある方はご連絡ください。https://www.e-research.biz/form/inquiry/index.php

 一方、若い女性に関しては流行に敏感なだけでなく、好奇心も旺盛な為、様々なブランドや商品を試用する傾向にあるのではないかと推測される。

化粧水などのコスメ用品をどのように購入しているか

 Q2では、コスメ用品を購入する(買い替える)きっかけについて尋ねている。その結果、購入する(買い替える)きっかけとして最も多かった回答は、「たまたま見つけた商品」であった。 ここから推測される事は、多くの女性は”メーカーや商品を替えたい”と常日頃考えているのではなく、 何らかのきっかけ(例.肌トラブルを抱えており、たまたまそれに適した商品に出会った)によって女性はコスメ用品を購入したり、買い替えたりするという事である。

 季節ごとに生じるであろうトラブルや、多くの女性が悩んでいる問題を的確に把握し、それをプロモーションに反映させる事でユーザーから高い支持を得られるのではないかと考えられる。

コスメ用品を購入するきっかけ

 Q3では、化粧水、美容液などの各商品について、購入や買い替える理由を尋ねたところ(自由回答形式)、「口紅・グロス」以外の項目では、「サンプルを使ってみて、肌に合えば」という回答が多かった。やはり、少額な商品ではないだけに、実際の使い心地は最重要項目であると言える。

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