「Google Phone」について、さまざまな噂や憶測が流れている。米調査会社Piper JaffrayのGene Munster氏は、Googleが開発しているのは、同社独自の携帯電話機ではなく、携帯電話上でサービスを展開するためのソフトウェアだと指摘している。
Munster氏は、Reutersが報じた米国時間3月22日付けのリサーチノートで、Googleの携帯電話用ソフトウェアは、Appleの「iPhone」などの携帯電話と連携するものであり、競合するものではないと述べている。
Googleのスペインおよびポルトガル地域を統括する責任者は先週、同社が携帯電話の開発に取り組んでいることは認めたものの、詳細は明らかにしなかった。また米国の広報担当者らも、「モバイルはGoogleにとって重要な分野だ。われわれは、全世界のユーザーのための革新的なサービスを開発するため、アプリケーション開発と、業界大手企業との連携強化に引き続き力を注いでいく。しかし、これ以外に発表することはない」と述べるにとどまり、それ以上のコメントは控えた。
これまでにも、Google Phoneは「Blackberry」に似た端末であり、Googleはサムスン電子と提携しているという報道や、Googleは、France Telecom Groupの携帯電話事業部門であるOrangeと交渉中との報道もある。Googleは、2005年に買収したAndroidをはじめ、複数のモバイルソフトウェアメーカーを買収している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したも のです。海外CNET Networksの記事へ
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