モバイルを使ったクロスメディアに関する調査-QRコードはクロスメディアへの最高の架け橋!?- - (page 2)

Webマーケティングガイド2007年02月28日 10時00分

 最後にQ3では、モバイルサイトへ移動する際に「QRコード」と「○○と検索してください」のどちらが良いと思うかを尋ねた。
その結果、「QRコード」と回答したユーザーは58%、「○○と検索してください」は42%となっており、QRコードの方が高い支持を得ている事がわかった。
冒頭では、「モバイルユーザーは○○と検索してくださいというキャンペーンをポジティブにとらえているのか」という問いを投げかけたが、QRコードの利用意向には劣るものの、今回の調査からは上記手法を多くのユーザーがポジティブに捉えているのではないだろうかと考えられる。

QRコードに対する認知

 注目しなくてはならないのは、両者の違いがどこにあるのかである。
QRコードの歴史は長く、携帯電話にQRコードが搭載されたのは2002年9月、J-PHONE(現・SoftBank)から発売されたJ-SH09が第1号となっている。

 それに対し、各キャリアが検索エンジンに力を入れだしたのはつい最近の事である。
KDDIは2006年5月にGoogleと業務提携を行い、翌々月の7月から「EZweb」においてGoogleの検索エンジンを採用。
またSoftBankについては同年10月1日より「Yahoo!ケータイ」を開始し、検索エンジンに関してもYahoo!を採用した。

 もし両者の違いが、ユーザーへの”浸透度”にあるのであれば、今後クロスメディア戦略の手法はQRコードから"検索"へと移行する可能性があるかもしれない。

 本調査は、業界の全般的な調査となっております。
業種や取り扱っている商品、またユーザーの属性によっても調査結果は大きく異なると考えられます。
より詳細な業界動向や、ターゲット層に合わせたリサーチにご興味をお持ちの方は、リサーチアウトソーシングサービスをご活用ください。

サンプル数  :300
調査期間   :2007年02月21日〜2007年02月21日
調査方法   :モバイルリサーチ
調査機関   :ネットエイジア株式会社
対象者     :15歳から39歳の男女

本調査結果の単純集計を無料でご提供させていただきます。
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