ワンセグ受信ユニットは、受信ユニット、長さ20センチほどのロッドアンテナ、USB延長ケーブルのセットになっていて、受信時には、ロッドアンテナをユニットに差込み、さらに受信ユニットをW-ZERO3[es]をくっ付けるような形になる。ワンセグケータイに比べると少々容積が大きくなってしまうのだが、もう少し受信ユニットは小型化できなかったのだろうか。
ロッドアンテナの端子はミニジャックになっており、接続は非常に簡単だ。
また、受信ユニットのW-ZERO3[es]への接続方法だが、残念ながら、こちらはワンタッチではない。
受信ユニット自体をW-ZERO3[es]に装着するには、まず、W-ZERO3[es]自体に、受信ユニット取り付け用パネルを貼り付けなくてはならない。つまり、W-ZERO3[es]本体に常にこのパネルが貼り付いており、ワンセグを見たいときには受信ユニットをここにくっ付けるというイメージとなる。
つまり、ワンセグ受信ユニットを使わないときでも、このパネルはW-ZERO3[es]にくっついていることになる。正直、このパネルが常に張り付いているW-ZERO3[es]は見た目に格好悪い。W-ZERO3[es]の設計時点で、受信ユニットのようなオプションパーツの取り付けることを考えて、本体側にあらかじめマウンタがあってしかるべきだったと思うのだが。
ともあれ、受信ユニットをW-ZERO3[es]に取り付ける。
受信ユニットの大きさは幅がW-ZERO3[es]の半分より少し大きいくらいだ。厚み的には、W-ZERO3[es]本体の4割り増し程度か。実際、手に持ってみると、ワンセグ受信機能を内蔵しているケータイに比べると、やはりちょっと厚ぼったくなる。ワンセグケータイには、手軽さでは負けるな、という感想を持った。
なお、この受信ユニットは、自身は電源をもっておらず、USB端子経由でW-ZERO3[es]から給電されているのだが、ワンセグを受信していない場合でも、待機電力を消費してしまう。つまり、つなげているだけで電池のもちが悪くなってしまうのだ。
ワンセグを見ないときには、受信ユニットは外しておいたほうがいいだろう。
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