ヤフーとインタースコープは1月24日、ヤフーがインタースコープの発行済株式数の3分の2以上を取得し、子会社化することについて基本合意したと発表した。株式の取得先、取得株式数および取得価額などについては、現時点では未定としている。
ヤフーは2005年10月のインフォプラントの子会社化などを通じ、顧客基盤や商品ラインアップ、モニターを拡充。インターネット調査事業において、企業の抱えるマーケティング課題を解決すべく事業の拡大を進めてきた。
一方、インタースコープはインターネット調査における高い専門能力およびデータマイニングに対する知見により、企業のマーケティング活動へのコンサルティングやインターネット調査における新しい分析・調査手法の研究や開発を行い、実績を上げてきた。
ヤフーがインタースコープを新たに子会社化することにより、インターネット調査事業を中心に企業へのマーケティングに関連したソリューションサービスへの拡充を行い、多様化する顧客ニーズに対応できる体制の構築および事業の更なる拡大を目指す。
株式売買契約締結および株券引渡し期日は、いずれも2月下旬に予定されている。
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