モバイルの口コミはどこまで広がる?--D2Cが計測サービスを開始

永井美智子(編集部)2007年01月17日 18時40分

 ディーツー コミュニケーションズ(D2C)は、クロスワープが開発したバイラルマーケティングエンジン「CROSSMARC」を利用し、広告の口コミ効果が図れるメニュー「Viral.M」を1月17日から販売開始する。

 D2Cがiモード上で提供するサイト「とくするメニュー」で表示したキャンペーンなどの広告が、ユーザーの間でどの程度口コミで広がったかを計測し、可視化する。具体的には、サイト上に「友達に教える」といったボタンを設置し、そこを押すとほかの人にそのサイトのURLをメールで送信できるようにする。生成するURLをユーザーによって変えることで、どのようにして口コミで情報が広がっていったかを図る仕組みだ。

 広告主はこのマーケティング・データを活用することで、より効果の高いモバイルマーケティングが可能になると両社は説明している。

 クロスワープは2001年に創業したベンチャー企業で、PtoPネットワーク上の不正コピー著作物の流通監視システムである「P2P FINDER」などを提供している。CROSSMARCを使ったキャンペーンとしてはこれまで日清カップヌードルの「FREEDOM」クチコメ!!キャンペーンなどがある。

CROSSMARC CROSSMARCは1人のユーザーからどのように口コミで広がったかを可視化して表示する

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