東芝は1月15日、HD DVD-Rドライブを搭載したAVノートPC「Qosmio G30/97A」をはじめとする「Qosmio/dynabook」シリーズの全7機種15モデルに「Windows Vista」を搭載し、ラインアップを刷新すると発表した。HD DVD-Rドライブを搭載したノートPCは、世界初という。
Qosmioシリーズは、17型ワイド液晶搭載の「Qosmio G30」シリーズと、15.4型ワイド液晶搭載の「Qosmio F30」シリーズの2機種6モデル。全モデルに地上デジタル放送チューナーと専用グラフィックアクセラレータNVIDIA GeForceを搭載し、グラフィックにおけるCPUの負荷を軽減することで、PC作業をしながら地上デジタル放送の視聴ができる「ながら見」モードや、3Dゲームなどの滑らかな再生を可能とした。
Qosmioシリーズ最上位機種であるQosmio G30/97Aには、HD DVD-Rドライブを搭載。HD DVDディスクを再生するとともに、地上デジタルハイビジョン放送の録画番組やハイビジョンビデオカメラで撮影したハイビジョンムービーを、HD画質のままHD DVD-Rメディアへ書き込むことも可能。
液晶に17型ワイド WUXGAを採用したほか、デュアルコアCPU、東芝とハーマンインターナショナルが共同開発した大口径harman/kardonバスレフ型ステレオスピーカー、1bitデジタルアンプを搭載し、ハイビジョン映像を高画質・高音質・高性能な環境で楽しめる。スペックは以下の通り。
DVDスーパーマルチドライブ搭載の「Qosmio G30/95A」は、2月上旬に発売される。スペックは以下の通り。
Qosmio F30シリーズは、2月上旬の発売予定。上位機種である「Qosmio F30/87A」には、Qosmio G30/95Aと同等のデュアルコアCPUを採用した。本体ボディのカラーリングとして、ブラックも用意されている。Qosmio F30/87A(ブラックはF30/87ABL)のスペックは以下の通り。
同時に発売するノートPC「dynabook」シリーズおよび、モバイルノートPC「dynabook SS」は5機種9モデル。OSにVista Home Premiumを搭載した「dynabook TX」シリーズ、「Windows Vista Home Basic」を搭載した「dynabook AX/CX」シリーズおよび「dynabook SS MX」シリーズ、「Windows Vista Business」を搭載した「dynabook SS SX」シリーズが用意されている。
デュアルコアCPUを採用した「dynabook TX/67A」、「dynabook CX/47A」、「dynabook SS MX/27A」や、プレゼンテーションソフトウェアを含む「Office Personal 2007 with Office PowerPointR 2007」をプレインストールした「dynabook CX/47A」、「dynabook CX/45A」、「dynabook SS MX/25A」など、用途に合わせて選択できる幅広いラインアップを用意した。「dynabook TX/67A」「dynabook CX/47A」「dynabook SS MX/27A」のスペックは以下の通り。
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