アップルは1月10日、IEEE 802.11nに対応した「AirMac Extreme(エアマックエクストリーム)ベースステーション」を発表した。Apple Storeやアップル直営店などを通じて、2月から販売される。希望小売価格は2万1800円。
新しいAirMac Extreme ベースステーションは、MIMO(Multiple In Multiple Out)方式のアンテナと802.11nテクノロジーを採用した無線LANアクセスポイント。従来のAirMac Extremeと比べ、最大5倍の通信速度と、最大2倍の通信範囲でのワイヤレス接続が可能となっている。なお、現在日本国内の法規により帯域幅は仕様上可能な上限の半分に制限されており、通信速度の上限も帯域幅に応じたものとなるという。
デザインも一新し、縦横16.5cmの正方形、高さ3.4cmのシンプルな箱形になった。インターフェースは、3基の10/100BASE-TのLANポートと、1基の10/100BASE-TのWANポート、1基のUSBポートを備える。
2.4GHzまたは5GHzでの無線周波数で動作が可能なため、2.4GHz周波数で動作する機器やコードレス電話との電波干渉を低減することができる。また、従来の802.11b/gワイヤレステクノロジーを使ったMacおよびWindows PCと下位互換性を提供している。
AirMac Extreme ベースステーションにに含まれる802.11n Enablerソフトウェアでアップデートすることにより、エントリーレベルの17インチiMacを除く、現在販売中のすべてのIntel Core 2 DuoおよびIntel Xeon搭載のMacが802.11nに対応する。
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